車内トラブル発生!

いつもの時間、いつもの電車に乗りました。いつもの顔ぶれ。いつものがなり声。いつもと違ったのは、車掌が「騒いでる人間がいる」と言う声に答えて、運転室から騒ぎを止めに出てきた事。


優先席に座るある男性。異常に携帯電話に敏感で、誰かが車内で携帯電話を出すだけで、汚い声でがなり立てる。


優先席付近で携帯電話を使用するのもマナー違反だけど、あの汚い声で汚い言葉を吐くのは、マナー云々どころではございません。


車掌と駅員、3人がかりでその男性を車輛から降ろそうと、両わきを抱える。男性は降りようとせず、電車は止まったまま。乗っていた鈍行は、船橋競馬場駅で追いつかれるはずのない快特に追いつかれました。いつ走り出すか分からない鈍行に見切りをつけ、乗客は快特にワラワラ大移動。その様子に気づいたトラブルメーカーも移動。さっきまでテコでも動かなかったくせに。ただ席を立ったのは、その男性にとっては敗因でした。電車を降りたところで駅員に羽交い締め。今日、とうとうその男性は、電車を降ろされました。


鈍行は、快特を追い越す事はないと知り、また快特から鈍行に大移動。何だかんだ7分の遅れ。遅れを取り戻すかのように、ピッチを上げる京成電車。「事故らないでください」と祈るばかり。


ふと顔を上げると、目の前には、皇居ランナーのマナーについて掲載された朝日新聞の車内広告。


はてさて、わたくしはマナーを守れているでしょうか。考えさせられる一日の始まりでした。